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このアルバムはスタンゲッツとケニーバロンのデュオによるものです。2人の演奏でこれだけハーモニーとリズムが出せるものなのかと感動しました。 モダンジャズでは、ベースが和音のルートの音やコードトーンを弾き、ピアノは積み重ねる和音を弾くというパターンが一般的なんですが、ベースがいない場合はピアニストはルートの音を多めに使ったり、小節の1拍目をはっきり出しながら(というよりは音は出さなくてもグルーブ感があるという感じでしょうか)、ベーシストの分も演奏しないとコード感やリズム感が出てきにくいのですが、ケニーバロンの演奏はさすがです。また、スタンゲッツの演奏もすばらしいのですが、実は亡くなる3ヶ月前、ガンの痛みに耐えながら演奏したレコーディングだそうです。
ピープル・タイム / 1991年3月3~6日録音 / Stan Getz(ts),Kenny Barron(p)
DISK 1
①EAST OF THE SUN(AND WEST OF THE MOON) ②NIGHT AND DAY ③I’M OKAY ④LIKE SOMEONE IN LOVE ⑤STABLEMATES ⑥I REMEMBER CLIFFORD ⑦GONE WITH THE WIND
DISK 2
①FIRST SONG(FOR RUTH) ②(THERE IS)NO GREATER LOVE ③THE SURREY WITH THE FRINGE ON TOP ④PEOPLE TIME ⑤SOFTLY,AS IN A MORNING SUNRISE ⑥HUSH-A-BYE ⑦SOUL EYES